逆流性食道炎を改善したい方必見!胃に負担をかけない良い姿勢を保つ方法


T子「この間テレビで美味しそうなハンバーガーランチのお店をみたんだけど、今週行かない?」

S子「ハンバーガー、、ちょっと胃の調子が最近悪くって、オーガニックランチにしない?」

T子「えー、そうなの?じゃあ今週はそうしよっか。ところでいつからそんな状態なの?」

S子「実は胸焼けがここ1ヶ月くらい続いてるんだけど、病院に行った方がいいかな?」

T子「絶対行った方がいいよ、それって逆流性食道炎じゃない?

S子「逆流性食道炎?」

T子「そう、私の同僚も胸焼けで病院でみてもらったら逆流性食道炎と診断されて、薬を飲み続けているよ。飲み会とか全然参加しなくって、楽しくないんだって。飲めないし、濃い味のものは食べれないからって」

S子「私もそういえば、この前飲み会に行った時、気持ち悪くなって翌日とか特にしんどかったのよね。ちょっと病院行ってみる。」

。。

。。

S子「やっぱり逆流性食道炎だって。。薬を飲むように言われたのと、刺激物は避けるようにって。」

T子「そうなんだ、大変だね。でもそういえばS子って姿勢かなりわるくない?もともと学生時代から猫背気味だったけど、社会人になってからもっとひどくなったよね。パソコンばかりのデスクワークだからかな?それも関係あるんじゃないの?」

S子「え、やっぱりそう?最近街のお店の鏡で横姿みたら姿勢悪いなって思うんだよね。それで胃とかに負担かかってるのかな?逆流性食道炎がなかなか良くならないのももしかして、姿勢かな…ちょっとスマホで調べてみる。。」

、、

はい!この状況でこの記事にたどり着いたと思います。

結論から言うと、逆流性食道炎と姿勢は大きな関わりがあります

  • 逆流性食道炎を良くする、改善していく、また症状が出ないようにするためにも姿勢は大事。
  • また、姿勢の問題によって、逆流性食道炎になる。症状がでる、症状が強くなることも少なくありません。

ですから、姿勢と逆流性食道炎の関わりに今あなたが気付かれたことは、とても良いことです。

だって、逆流性食道炎の症状を強くしない、出さないこと。そして、改善へ自分で取り組めるからです。

この記事では、逆流性食道炎について、逆流性食道炎と姿勢の関連性、理想の姿勢を保つポイントをお伝えしていきます。

少しでも参考にして頂き、1日でも早く逆流性食道炎によって友人とのハンバーガーランチを不安なく楽しめるようにお役立てください。

逆流性食道炎とは?

胃酸が食道に逆流して起こる病気

逆流性食道炎とは、病院で診断された時に説明を受けられたかと思いますが、、、

胃の中にある消化液、食べ物、酸性度の高い胃酸が胃から食道に逆戻りしてしまう事により起こる病気です。

もともと、胃自体には強い酸から胃の粘膜を守る防御機能が働いているのですが、やっかいな事に食道にはこの防御機能がありません。

そのため、何らかの原因で胃酸が食道に逆戻りすると、食道の粘膜が強い酸である胃酸にやられて炎症を起こします。

この時点で、文字のごとく「逆流性食道炎」の状態ですね。

また、胃酸によって活性化されたタンパク質を分解する酵素が食道を傷つけてしまいます。

これが繰り返し起こるとどうなるでしょうか?

そうです、食道の粘膜がやられてしまいます。ただれや潰瘍が起こり、胸焼けや酸っぱい液体が口まで上がってくる、ゲップがでるような不快症状、ひどいと嘔吐してしまうこともあります。

以前は高齢者に多い疾患と言われていましたが、現代では20代〜40代の働き盛りのオフィスワーカーにも多いです。姿勢の影響も大きいとそこからも考えられますね。

逆流性食道炎の特徴的な症状は?

  • 胸やけ(胸のあたりに焼けるような不快な感じがする。)
  • 喉に違和感がある、飲み込みにくい
  • 喉のイガイガ感、引っかかり感がある
  • 胸が苦しくて、重たい、ズーンといった感じがある
  • よくゲップがでる
  • 酸っぱいもの、胃酸やにが酸っぱいものが上がってくる
  • 咳がよく出る
  • お腹のハリ感、膨満感がある

主な症状である、酸っぱいものや胃酸、にが酸っぱいものが上がってくるというのは、胃酸が食道に逆流しているということです。

胸焼けが強い、胸が重くて痛いなどしょっちゅう起こる場合は、逆流性食道炎がある程度進行している状態の可能性が高いと言われています。

また、喉に違和感や、喉がイガイガ、引っかかり感があってものを飲み込みにくい、さらには咳が出るといった場合でも、風邪や気管支炎と思われがちですが、逆流性食道炎である可能性も。

胸焼けや胸の痛みといった症状は、逆流性食道炎が疑われますが、他の病気でも現れることのある症状です。
まずは、かかりつけの病院で医師に相談してきちんと検査するようにしましょう。

なぜ?逆流性食道炎になってしまうの?原因は?

「何でわたしは逆流性食道炎になってしまったの?」

ここは特に知りたいところだと思います。だって、ここがわからないと対策がうてないから。そうですよね?

医学的には大きく3つの原因が有力視されています。

原因① 食事面の問題(脂肪分、脂肪食の取りすぎ食べ過ぎ)

コンビニに行ってお弁当やスナック、揚げ物コーナー、、、などなど。

見渡せば、手軽に手に取れるほとんどが脂肪分の多い、油物ばかりではないでしょうか?

カレーやこってりラーメン、ペペロンチーノだって常備されていますし、脂肪分たっぷりのケーキ、ロールケーキ、エクレア、シュークリーム、ティラミス。

脂肪分たっぷりの、ウインナーコーヒー、フロート、アイス、、。

そしてレジ横の唐揚げ、コロッケ、焼き鳥、串カツ、ホットドック、、、。

どうでしょうか?

そうです、現代は必然的にこのような脂肪分たっぷり、脂肪食ばかり取ってしまいがちです。
忙しいので、ランチは手っ取り早く食べれる上記のものを選ぶのではないでしょうか?

核家族化が進み、手作りの弁当を食べる方の割合も圧倒的に少ないように思います、女性の社会進出で共働き家庭がアタリマエですしね。

逆流性食道炎のクライアントさんのお話を聞いていても、ほぼ皆さん、ランチはもちろん、夜も外食で手早く済ますといった方ばかり。このあたりの環境は大きなカギを握っているように日々感じております。。

メカニズムとしては、、、

脂肪分の多い食事をとる

十二指腸(じゅうにしちょう)から分泌されるコレシストキニンという脂肪の消化に関わるホルモンが大量に分泌される

食道と胃の境目にある下部食道括約筋(かぶしょくどうかつやくきん)が緩む

食道に胃液が逆流しやすくなる

この流れになります。

さらに、タンパク質の多い食事(肉、魚など)も消化に時間がかかり、胃に長く滞留して胃酸分泌が続き、結果逆流することに繋がることも。

この環境が、若年層である20代から40代にも逆流性食道炎が増えた要因であると僕は思います。

原因② 加齢による胃や食道の筋力の衰え

もともと逆流性食道炎は高齢者に多いとされていました。その理由がこれです。

「加齢による、胃や食道の筋力の衰え」

加齢によって、食道の胃との境目にある、下部食道括約筋(かぶしょくどうかつやくきん)の働きが弱くなり、食道のぜん動運動といって胃へモノを送る動き(いも虫のような動きが近いです)が減り、唾液の分泌量も少なくなっているために逆流した胃液を胃に戻せなくなるからと言われています。

ここに関しては、僕は年齢によるものよりは、運動習慣がない、運動不足によって、横隔膜がしっかり動いて酸素の取り込み、つまり深い呼吸や体幹の筋力の低下によるものが問題、原因かと思います。

加齢によるというよりは、年々活動量、運動習慣がない状態が積み重なり、結果、どんどん胃や食道の筋力が弱っていくためだと考えています。

だって、高齢者の方で、ずーっと運動習慣をつけている方で逆流性食道炎だという方をほとんど見たことがありませんし、高齢者で逆流性食道炎の方は、

「私、社会人になってからほとんど運動してません」

お聞きするとほぼほぼこうお話されるから。

結局、

運動習慣がない、運動はしない

何年も、何年も。。。。

何年もかけてジワジワそりゃあ筋力は落ちる訳で。

「加齢によって胃や食道の筋力の衰え」

ここにきます。

最後だけ見ると、加齢やからしゃあないか!となるんですが、違うと思います。
何年もかけて運動習慣がない。これが積み重なった結果でしかないのではないでしょうか?

問題③ 姿勢が悪いと胃が圧迫されて、胃液が逆流しやすい環境に

はい!ここで出てきました。

姿勢。

ざっというと、、

姿勢が良くない、背中が丸まった状態

呼吸が浅くなり横隔膜が固くなる

呼吸による横隔膜の上下運動による
内臓の動きが激減

胃を中心に、内臓が圧迫される

胃にかかる圧力が高まり胃酸が逆流しやすくなる

この流れができます。

この姿勢の問題ですが、対処方法はいますぐできます。

今回冒頭でやり取りを再現しましたが、

S子さんは、デスクワーカーでほとんど座りっぱなしで一日7〜8時間はパソコンに向かっています。

となると、仕事での座り方を調整して、姿勢を安定させることが先決

そして、効率が良いです。

では、デスクワークでの良い姿勢を保つ座り方を動画にまとめましたので、ご覧ください。

デスクワーク中、良い姿勢を保ちやすくして胃を圧迫しない座り方

※音声が出ますので、周りの環境と音量にはご注意ください。

テキストでもまとめておきます。
①股関節、膝、足首が90度になるように椅子の高さを調整する
②腰、背骨にクッション(反発力のある、大きめのものがおすすめ)を入れてもたれる
③モニターの上端を目線の高さに近づける
④ノートパソコンの場合は外付けキーボードを手元に置いて、本体の下には本などで高さをだす

※30分に一回は立ち上がる。(少しだけでもOK)

他の主な対策は食事

  • 食後3時間、できれば4時間は横にならない
  • ケーキ、アイスなどのスイーツを避ける
  • コーヒー、緑茶、小麦を避ける
  • 炭水化物はできるだけ、最後に食べる。まずは、野菜、汁物から手をつける。
  • 炭酸、アルコール、刺激物は避ける
  • 肉魚は食べても大丈夫ですが、極力油の少ないものを選ぶ
  • 揚げ物は避ける
  • とにかく噛む意識をもつ

ざっとあげると以上のものになります。

アルコール、カフェインは胃酸の分泌を増やして、食道下部括約筋を緩めるため、特に注意しましょう。

おわりに

逆流性食道炎について、逆流性食道炎と姿勢の関連性、理想の姿勢を保つポイントをお伝えしてきましたがいかがでしたか?

逆流性食道炎と姿勢は大きな関わりがあります。

そして、毎日デスクワークで7〜8時間パソコンに向かっているS子さんのような状態では、胃の圧迫負担が蓄積される一方です。

その積み重ねを最小限にして生活することが、姿勢による負担を減らすこと、改善への近道に繋がることを知っておいてください。

1日でも早く逆流性食道炎によって友人とのハンバーガーランチを不安なく楽しめるように願っています。

川上健史郎

著者:
 川上 健史郎
所持資格:

中学時代にヘルニアを克服し競技復帰したことをきっかけに治療家を志す。柔道整復師・コアコンディショニングトレーナー・自律神経整体・介護予防訓練士の資格を取得し、某Jリーグのユースや整形外科での治療、学生競技のトレーナー、高齢者に向けた体操教室の講師活動をしながら日々治療にあたり、今に至る。

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