逆流性食道炎は自分で治す?!タイプ別解消法3つ


「食べすぎたらゲップが止まらない」「胸焼けがして夜寝つきが悪い」「症状が出ると胸や背中が痛くて仕事に集中できない」などといった症状が出る、逆流性食道炎。病院に行くと、「手術をするか、一生上手く付き合っていくかですねー」と言われてしまう。

おめでたい席でも食べたいだけ食べられないし、飲みたくても注意して飲まなければならない…

好きなものを好きなだけ食べるというのがここ何十年もできていない…

胃の症状といえど、いろんな症状が出るので憂鬱…

と、体が辛いだけでなく、精神的なストレスにもなってしまいますよね。今回は、そんな辛い逆流性食道炎の自分での原因・自分での治し方を東洋医学的な考えや、実際に逆流性食道炎が改善した当院の治療の考え方も含めてお話ししていきます。

「こんな症状と一生付き合うのも手術も怖いし嫌だ!」という方は是非最後までご覧くださいね。

意外とこんな症状も!?逆流性食道炎の症状

逆流性食道炎の症状はとても多く、以下の症状が出ます。

  • 呑酸(胃酸が口内まで上がってくる)
  • ゲップ
  • おなら
  • 胃もたれ・胸焼け
  • 吐き気
  • 胸の痛み
  • 背中の痛み
  • 不眠
  • 胃・喉の違和感
  • お腹が張った感じ
  • 口臭
  • 便秘

実際逆流性食道炎を患っている方はもっとたくさんの場面で辛い思いをされているとは思いますが、ざっと挙げるとこんな症状をもたらします。「ちょっと気になるかな?」くらいの軽い症状の方もいれば「1日を過ごすのが苦痛だ」という方もいます。

軽い症状の方でもふとしたことで悪化してしまうことも少なくないですし、重い症状の方もずっとこのままではないので諦めないでください。しっかり原因を把握し、それに対して対処をすればきっと良くなりますから。

では、なぜ逆流園食道炎は起こってしまうのでしょうか?

あなたも予備軍かも!?逆流性食道炎の原因

逆流性食道炎は、本来、食べ物が通っていない状態だとギュッと締まっている食道と胃の境い目のところがが、食べ物が通っていない状態でも緩んでしまって起こる症状だとされています。そうして、食べ物や胃酸が、本来下に落ちるものが上に上がってきてしまいます。
でもそれも急に食道が緩んでしまうわけではなく、その奥にも原因があります。

ここでは、逆流性食道炎の原因を3つにタイプ分けしていきます。

1、食べ過ぎ、飲み過ぎなどの生活習慣が原因

あなたは下記のことに思い当たりませんか?

  • 乳製品を良く摂る(牛乳、ヨーグルトなど)
  • 砂糖をよく摂る(チョコレートなどのお菓子)
  • コンビニ弁当をよく食べる
  • 夜ご飯は遅い時間になる
  • 気づいたら腹八分目を超えている
  • お酒を飲むと顔がすぐ赤くなるが、つい飲みすぎてしまう

もし、今は症状がキツくて、上記のことができなくても、今までこれらのことをしていた方、今こういった状態の方は要注意です。これらは確実に胃や、消化器官に負担をかける行為です。1年の中で1日だけこんな日があるなら全然問題ないでしょう。ただこれを1週間に1回、2回と重ねていくと、内臓の負担が回復するまでに新たな負担が増えてしまいます。そうすると、重なった疲労が病気となって出てしまいます。

2、ストレスが原因

ストレスを感じると、自律神経が乱れ、胃や内臓に影響を与えます。ここでは、東洋医学的な考えを含めた、逆流性食道炎の原因についてお話ししていきます。

  • 物事を決断できず、クヨクヨと悩んでいることがある
  • 受け入れたくない物事がある
  • 心配性だ
  • 昔からすぐ考え事をしてしまう
  • 逆流性食道炎になる前に衝撃的なストレスがあった
  • むくみがちだ

どうでしょう?あなたは当てはまりますか?「ストレスで胃が痛い」というように、ストレスと胃(など内臓全般)は深く関連しています。受験や就職活動、身近な人の死など、衝撃的で一過性のストレスなら、時間が過ぎれば心の傷は軽減するかもしれません。しかし、性格的なものだと変えることは難しいでしょう。ですので、そんな方のためにあとで対処法をお伝えしていきますね。

3、食道・胃以外の原因

これは、何らかの原因が直接食道や胃にきているというよりも、間接的に食道・胃にストレスがかかり、逆流性食道炎になって締まったパターンです。

  • 妊娠中
  • 便秘
  • 着物やベルトなどおなかを締め付けるものを着る機会が多い
  • 喘息の薬・血圧を下げる薬・心臓病の薬などを服用している
  • 姿勢が悪い

など、物質的に極端に食道・胃を圧迫することや、先ほどお伝えした本来締まっている食道を緩める副作用がある薬を服用している場合は逆流性食道炎になりやすいです。その場合は勝手に服用を止めることはおすすめできないので、担当の先生にご相談ください。

超簡単!逆流性食道炎を自分で治す対処法

当院の患者様にも逆流性食道炎を自分のケアによって改善された方はたくさんいらっしゃいました。そこで、このブログをご覧になっているあなたに特別にお伝えしちゃいます。といっても、簡単な内容しかないのですが…。

1、食べ過ぎ・飲み過ぎなど生活習慣が原因の場合の対処法

  1. お菓子を控える
    本来、砂糖はタンパク質などから自分の体で生成できるので、口から摂る分には不要な成分なのです。(激しい運動・熱中症になってしまった時などは別です)
    それを沢山摂ってしまうと、体にとっては負担でしかありません。それが逆流性食道炎の原因にもなりますし、もちろん糖尿病や肝臓の病気など、他の病気の原因にもなります。沢山摂っていたものを一気に0は難しいと思いますので、せめてはじめは2分の1にするなど工夫して減らしていってくださいね。
  2. どうしてもコンビニ食品を購入しないといけない場合、コンビニでは、必ず成分表示をチェック!
    添加物は意外と日本の法律では緩く規制されています。そこで、これらのものは極力避けてください。
    ・アミノ酸+ビタミンC=防腐剤(の可能性が高い)
    ・酸化防止剤
    ・保存料
    ・着色料
    これらは商品にとって正義かもしれませんが、体にとっては悪です。
  3. 腹八分の癖を1週間かけてつける
    皆さんも経験があると思いますが、生活習慣の癖はなかなか変えられません。
    ですので、はじめは腹九分目でもいいので、1週間かけて我慢してみてください。満腹に違和感(逆流性食道炎の症状ではなく)を感じたら成功です!

どうでしょうか?「そんなの当たり前じゃん。分かってるよ」というお声も聞こえてきそうですが、当たり前のことをできているでしょうか?そう、このご時世、体に悪いと思っても、それを避けることはなかなかできなくなってしまいました。もし、あなたが、生活習慣が原因で逆流性食道炎になったんだろうな。と思われるようでしたら、第一歩として上記のどれかでも良いので意識してみてください。その意識から、体は変わり始めます。

2、ストレスが原因の方の対処法

これは東洋医学的な考えになるのですが、食道や胃に問題が出る方は悩みやすい方が多いのです。「え?こんなこと?関係あるの?」と思われがちですが、試してみる価値はあると思います。

  1. 水分を適量にとる
    これは2つのメリットがあります。1つ目は、悩み事をしているときは交感神経優位と言って、体や脳が緊張していることが多いです。それを何か口にすると副交感神経優位と言って、リラックス状態になります。「あ、今思い詰めてたな」というときは、一度深呼吸して水を飲んでみてください。
    2つ目のメリットは血流が良くなることです。食道や胃など、内臓も血管が通っていて、血液で栄養しています。水を適度に摂取することで、血流が良くなり、内臓にも栄養することができます。
  2. 自分の感情を認める
    これはかなり精神的な話になるのですが、思い悩みやすい方は、思い悩むことが「悪いこと」と思いがちです。良いこと、悪いこと、どちらでもないので、「あーわたし、こう思ってるんだ」くらいに自分の感情を容認してあげてください。

これは逆流性食道炎になっているから、という訳ではなく、最近の日本人は交感神経に偏りがちです。あまりに偏った結果、病気になってしまうのです。いつもお仕事・家事・育児などで頑張られている分、意識的にリラックスする時間も作ってくださいね。

3、食道・胃以外が原因の場合

これは、あらゆる原因で食道や胃が圧迫されて逆流性食道炎が起こっている時の解消法です。ある程度仕方のないものや、薬などは医師への相談が必要なので、専門の医師にご相談ください。対処できるものをお伝えしていきますね。

 

  1. 便秘:ののじマッサージ
    便秘はやはり腸の動きが悪いとなるので、それを改善するためにおへそのところから「の」の字を書くように毎日30回ほどマッサージしてください。重度の便秘の方はすぐに効果が出ないかもしれないので、根気よく続けてくださいね。お水も適度に摂ると(約2リットル)便秘が解消しやすいですよ。
  2. 姿勢が悪い
    姿勢が悪いと食道や胃を圧迫し、逆流性食道炎の原因になります。
    座っていても立っていても良いので、一度肩に力を入れて上にあげてください。そのまま息を吐き、ふっと肩を下ろしてください。それだけで姿勢がある程度良くなります。デスクワークなど姿勢が悪い仕事をしている方は30分に1度程度行ってみてください

病気や症状は日々の生活習慣から

解消法は以上です。

どれも即効性があるものではないですが、逆流性食道炎を含め、病気や症状は日々の生活習慣の積み重ねによって起こります。自分では気づかないくらいの日々の習慣を改善することで、病気や症状も良くなることがほとんどですので、諦めず頑張りましょう。

不明点がありましたら、お気軽にお問い合わせくださいね。

 

著者:
カラダゼミ 教授 石水 孝幸
所持資格:
柔道整復師・整体師

全国400人のプロの治療家を指導する治療家。その治療技術を学ぶために全国の治療院の院長が集まります。

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