治らない腰痛には3つの原因があった!?


腰が痛いから病院に行ったのに異常はありません。

異常が無かったら痛むはずがないのに!

 

マッサージを受けた直後はマシだけど結局痛みが戻ってくる。

温めたりシップを張ったりはしているけどマシなような気はするけど治らない。

こんな話はよく聞きますがそんな時は腰に原因が無い事がほとんどです。

 

内臓から腰痛が起こることはご存知でしょうか?

腎臓やすい臓の癌や炎症でも起きるので注意が必要ですが、その時はかなりの激痛です。

腰痛を軽視する人もいますが内臓から来ている時は放っておいても治らない事がほとんどです。慢性化すれば動けないほどのぎっくり腰に襲われたり、強い痺れが伴う事もあるので注意しましょう。

こちらでは鈍い痛みが腰に続いている時に原因となっている内臓の疲労について書いていきます。

 

内臓の疲労から起こる腰痛

内臓は季節によって疲労しやすい場所が変わってきます。

 

乾燥する秋に関して言えば肺や大腸が疲労しやすくその影響は筋肉だけでなく精神面にも及びます。

 

肺の疲労であれば前鋸筋(ぜんきょきん:腕を前に出す肩甲骨から肋骨につく筋肉)が疲労しやすく、大腸であれば腰方形筋(ようほうけいきん:左右の傾きを調整する肋骨から骨盤を結ぶ筋肉)が疲労しやすくなります。

 

人によってはぎっくり腰やぎっくり背中といった症状を引き起こします。

 

これはパソコンなどのデスクワークで同じ姿勢をとっている人に多く見られます。

 

内臓の疲労は優先的に回復されるために本来なら疲労は溜まりません。

 

しかし身体に余計な負担をかけていると回復が間に合わず疲労が蓄積されるという事になります。

 

まして筋肉の疲労までは手が回らないので負担のかかっている場所は余計に痛むという悪循環ですね。

 

次は内臓の回復を遅らせる身体の負担について書いていきます。

 

身体の負担となる事

クーラーなどの身体の冷えが大きな負担となりやすいです。

 

冬の寒さよりもクーラーの方が負担となるのは自律神経の仕組みにあります。

 

自律神経は夏に熱を放散しやすくさせ冬は熱を逃がさないようにします。

 

普段から空調に守られている人は自律神経の乱れを招き身体の機能を低下させますから。

 

飲食に関しても同様で、暑いからと冷たい物ばかり飲んでいると身体の冷えから自律神経の乱れを招きます。

 

常温の飲み物がベストですね。

 

冷やしたい時でも氷一つで我慢すれば負担はかなり減ります。

 

さらに空調に頼り過ぎると汗をかきにくくなるので身体は老廃物の排泄が滞りがちになります。

 

これが大腸にとっては負担となるのでクーラーなどは止めて少し汗をかく事も大切です。

 

原因がはっきりしている腰痛というのは腰の骨に明らかな異常が認められるものという事になります。

 

逆に原因不明と言われるものは腰にはっきりとした異常が無い状態なので腰以外に原因があります。

 

また癌や炎症など内臓に異常が認められるものも腰痛の原因とされます。

 

しかし内臓の機能が低下している状態に関して言えば原因不明とされます。

 

二つ目の原因には身体の冷えが存在します。

 

痛みが酷い時には冷やした方が良いという意見もありますね。

 

冷やすという行為は鎮痛にこそ効果的で局所の痛みを抑えられますが回復力を高めるわけではありません。

 

身体の回復力を高めるには体温を高く維持するのが大切ですね。

 

次は温める事の効能について書いていきますね。

 

温める事の効能

治療に関して言えば冷やすことの重要性は確かです。特に急性の痛みの時は冷やすことは必須とも言えます。

 

しかし漢方の世界では冷やすことを推奨しません。

 

漢方の本としては異例のベストセラーを記録した本があります。

 

それは”火神派理論”と呼ばれる考え方に基づいており痛みや不調の問題を熱が足りないか熱を冷やす成分が足りないかの2択で考えるというものです。

 

それによれば痛みの発生原因として、痛んでいる所が熱くても他の所は冷えている事が多いのでそこを温める事が重要だという主張です。

 

腰痛であれば足やお腹が冷えていることが多くそこを温めて本来の機能を取り戻せば腰痛は治るというものです。

 

実際に自分の手で腰とお腹、足を触ってみていかがでしょうか?

 

腰よりも温度が低いと感じるようならそこを温めましょう。

 

腰が冷たく感じるようであれば腰そのものを温めてもらって結構です。

 

要は冷えている所を温めて全身の体温を底上げすることが重要だからです。次は全身の体温を上げる方法について書いていきますね。

 

全身の体温を上げるには

冷え性の方で腰痛をお持ちの方には特に足を温めるのが効果的で足湯がお勧めです。

 

加えて骨盤を温めましょう。

 

腰骨から骨盤に変わる辺りにカイロを貼るのも効果的です。

 

足が冷える方は骨盤の動きが悪く足に行く血管や神経の働きが十分でないことが多いからです。

 

骨盤につながる背骨も固くなっていることが多いです。

 

また冷え性の方は熱を作る力が弱く胃腸が弱い方が多いです。

 

ですのでお腹周りを冷やさないようにすることとお風呂は30分以上を目安に入りましょう。

 

シャワーしか無理な方は肩甲骨の間に強めで熱めのシャワーを当てましょう。一番身体が温まりやすいです。

 

食事としては少しの辛みと消化に良い物が身体を温めます。

 

キムチは冬に氷点下20度になる韓国の温める知恵になります。苦手な方は大根おろしやシソの辛みでも大丈夫です。

 

適度な塩分も身体には重要です。

 

日本でも山間部の冷える地域は塩分摂取が多かったのは寒さに対抗するために行われていました。

 

医師から塩分制限を受けている人は別ですが岩塩などは少し多めに摂っても害にはなりません。

 

痛みというのは外傷でも起こりますが機能低下を警告している事もあります。

 

機能低下している部分は冷えているので実際に自分の身体で冷えている場所があれば温めましょう。

 

漢方の火神派理論によればアトピーなどの肌の炎症が起こるのも内臓が冷えているために身体が余分な熱を作り出した結果として起こるものとされています。

 

炎症が起きている場所は温めれば悪化しますが炎症が起きる原因は往々にして他の場所の冷えにあります。

 

大切なのは身体の冷えている場所を見つけて温める事になります。

 

次は三つ目の原因となる血流の悪さについて書いていきます。

 

根本的に腰痛を改善するときに必要な事とは?

血流の悪さを改善し、血管の柔軟性をあげる事ですね。

 

どちらも内臓の調子を整えることが有効です。

 

そもそも、よく言われる血液に良いもの、悪いものという考え方が広く浸透していますが自然界に存在するもので悪いものは存在しません。

 

じゃあ何を食べてもいいの?という声が聞こえてきそうですが、よく考えて下さい。

 

食品添加物は自然なものでしょうか?

 

つまり食べ物に良い悪いは存在しなくても加工食品は注意しましょう。全く食べるな!というのは難しいのですが、なるべく控えましょう。

 

そして、腹8分目を心がけるのです。最悪なのはインスタントやファーストフードでお腹一杯になる事です。

 

食品添加物は肝臓や小腸、大腸に負担をかけるため、摂り過ぎは禁物です。血管の柔軟性を維持するのは肝臓なので肝臓への余計な負担は血管の柔軟性を損ないます。

 

血管はコラーゲンで出来ているので血管の柔軟性のためには魚や肉からコラーゲンの源であるタンパク質を摂取することです。

 

加えて、コラーゲンの合成を促すビタミンも同時に取りましょう。トマトなどの赤い野菜はビタミンB、Cを含み、キャベツやホウレンソウなどの緑の野菜は肝臓の機能を高めます。

 

そして、もう一つ大切なことは血液をサラサラな状態に保ち血管を傷つけない事です。次はサラサラ血液に必要な事を書いていきます。

 

さらさら血液に必要な事

 

一番重要なのは水分になります。水分が不足していれば血液はどろどろになってしまいます。

 

さらに、さらさら血液に必要な栄養素の四天王が、、、

 

  1. 大豆ペプチド:味噌や納豆などが悪玉コレステロール撃退!
  2. EPAやDHA:アジやイワシ、サンマに含まれ中性脂肪を下げる!
  3. オレイン酸:豚肉やオリーブオイルに含まれ高い抗酸化作用で過酸化脂質を抑え、悪玉コレステロールを下げる!
  4. 硫化アリル:玉ねぎに含まれ、血液が固まるのを防ぎ、血栓予防!

 

こういった栄養素を普段からとり適度に汗を流し水分を摂取する事で元気な血管が維持されます。

 

最後に

大半の腰痛は日々の不摂生から作られます。

 

人間の身体は自然治癒力があるのでどんな痛みも本来は治してしまいます。

 

治らないのは原因が痛む場所にない事が多いです。

 

そんな時は三つの原因を疑いましょう。

 

  1. 内臓の疲労
  2. 身体の冷え
  3. 血流の悪さ

 

季節の変わり目に体調を崩す人は大勢いますが大半の方が食事や生活習慣を切り替えずに過ごしていることが原因となっています。

 

自然に沿った生き方が重要です。

 

長引く腰痛は辛いと思いますが生活習慣を季節によって切り替えれば回復するのでぜひ実践してみて下さい。

著者:
カラダゼミ 教授 石水 孝幸
所持資格:
柔道整復師・整体師

全国400人のプロの治療家を指導する治療家。その治療技術を学ぶために全国の治療院の院長が集まります。

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