自律神経失調症の原因はストレスとは限らない!?


ストレスにより自律神経が乱れる事により起こるめまいや耳鳴り、食欲不振、不眠などの身体の症状を自律神経失調症と呼びます。

また、精神的な症状としては、イライラや不安感、疎外感、落ち込みがあり、人によっては感情の起伏が激しくなるなど症状は多岐にわたります。

ストレスが多いと、自律神経が乱れて自律神経失調症になると言われてきましたが、本当にそうでしょうか?

ストレスが原因だと診断されて、薬をもらっているけど、改善の気配がないという事はありませんか?

投薬で改善すれば問題ありませんが、改善しないとすると、自律神経失調症とストレスが関係ないかもしれません。投薬で改善しない人は、こちらのブログで本当の原因を探れば、改善の糸口が見えるかもしれません。

 

自律神経失調症とストレス

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自律神経の乱れは、交感神経が過剰に働くことから起きるのです。

うつとは、交感神経も働けなくなってしまう状態ですが、自律神経の最初の乱れは、必ず交感神経が過剰に働くようになっているのです。

 

人間は、ストレスがかかると交感神経が興奮し、臨戦態勢を整えます。

しかし、ストレスはマイナスなものばかりでしょうか?

 

例えば、目標に向かうためのストレスは、自分にとってプラスに働く要素があります。

ただし、プラスになるストレスはあまりにも少ないのが現状ですね。

 

ここで見落としがちなのが、交感神経が興奮した後に本来なら、身体はリラックスに向かうのですが、その機能が働いていないという事。

つまり、リラックスのための副交感神経が働かないという事ですね。

単純な話で、同じ量のストレスを受けても、自律神経が乱れる人とそうでない人がいます。

その違いは何でしょうか?

 

  • 小さい頃から、過酷な環境で育った人は、ストレスに強い傾向にあります。
  • 逆に、温室で育った子供は、大人になってから挫折しやすい傾向にあります。

この違いが、身体にどんな影響を及ぼしているか、ご存知でしょうか?

 

人体の不思議!ストレスに対する身体の反応とは

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ストレスの種類に関わらず、人間の身体は一定の反応を見せます。

反応するのは

  1. 神経系
  2. ホルモン系
  3. 免疫系

上記の3つになります。

興奮する交感神経は、背骨の中でも首と背中から出ているので、背骨が固い人はストレスに対するコントロールが出来ません

また、ホルモンだと副腎(ふくじん)と呼ばれる腎臓にくっついている臓器から、アドレナリンやノルアドレナリンといったホルモンを出しストレスに対抗します。

この副腎が疲れていると、ストレスに対抗しづらくなります。

そして、免疫力は興奮状態だと弱まる性質があるので、免疫が強い人ほどリラックスしやすいという特徴がありますね。

過酷な環境で育つと、免疫や副腎が強く育つんですね。対して、最近のアレルギー増加からも分かるように免疫力の弱い子供が増えているのが、ストレスに弱い人間になるという事ですね。

 

つまり、問題なのはストレスの強弱よりも、それに対する身体の弱さがあります。

ストレスに弱い人の身体の特徴をまとめますと

  1. 首から背中の背骨が固い
  2. 副腎が疲れている
  3. 免疫力が低下している

以上の3つが挙げられます。

ではストレスに強い身体つくりはどうすれば良いのかを次に書いていきます。

 

ストレスに強い身体作り

寝起きに体のだるさや重さを感じたら要注意。

それは睡眠の質が低下しており、身体はストレスに弱くなっているサインです。

睡眠中は、リラックスさせる副交感神経が働き、昼間のダメージや疲労などを回復させているのです。

そのため、朝起きれば元気になっているのが普通ですね。

 

しかし、寝ている時に交換神経が活発なままだと、身体の回復は十分に行われずに、副腎や免疫の働きが落ちるので、余計にストレスに弱くなる悪循環です。

この悪循環を断ち切るために、質の良い睡眠は欠かせません。

重要なのは、睡眠時間の長さよりも質になります。

例えば、身体の回復が最も盛んに行われる、夜10時から朝の2時の4時間の間を寝れたなら、他の時間に6時間寝るよりも効果的です。

年配の人が早寝早起きなのは、その時間に寝る事で身体の修復が完了するからですね。

また寝る前の食事は、3時間前は食べないのが理想ですが無理なら量を控えましょう。

そして寝ている時に最も負担になる食事は、古い油や食品添加物の多い食事なので、食べるならあっさりした物を少量いただくようにしましょう。

睡眠の質を高める秘訣をまとめると

  1. 夜10時から朝2時を眠るようにする
  2. 寝る前の3時間は食事を控える
  3. 普段の食事から、古い油や食品添加物の多い物は控える

この3点を守れれば、かなり身体はストレスに強くなります

補足

 

質の良い睡眠がとれていれば、副腎や免疫は回復し背骨も柔らかくなりますが、寝れない人には水分です。

ストレスに弱い人は、身体への水分補給を忘れてはいませんか?

水分不足は血流を悪くするので、回復力も下がります。

すると、体内に栄養素を送ったり、老廃物の処理したりする能力が下がるので、余計に疲労は回復しません。

寝れる人も意識して摂ってもらうと良いですよ。

ただし、アルコールなどの肝臓に負担をかけるものや、コーヒーや緑茶などの利尿作用が強いものは寝る前は控えて下さいね。

 

まとめ

自律神経失調症になる人は、ストレスが溜まる事が問題だと考えがちです。

実際は、ストレスが溜まるほどに、身体のストレスに対する処理能力が落ちている事が問題なのです。

ストレスの発散も大切ですが、多少のストレスに負けない身体作りこそが重要だと考えて下さいね。

著者:
カラダゼミ 教授 石水 孝幸
所持資格:
柔道整復師・整体師

全国400人のプロの治療家を指導する治療家。その治療技術を学ぶために全国の治療院の院長が集まります。

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