自律神経失調症の原因はストレスとは限らない!?


th_11-10atsumeki134

ストレスにより自律神経が乱れる事のより起こるめまいや耳鳴り、食欲不振、不眠などの身体の症状を自律神経失調症と呼びます。

 

また精神的な症状としてはイライラや不安感、疎外感、落ち込みがあり人によっては感情の起伏が激しくなるなど症状は多岐にわたります。

 

ストレスが多いと自律神経が乱れて自律神経失調症になると言われてきましたが本当にそうでしょうか?

 

こちらでは自律神経失調症とストレスの因果関係と本当の原因に対処法について書いていきます。

 

自律神経失調症とストレス

%e3%82%a4%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%a9

自律神経の乱れは交感神経が過剰に働くことから起きるのです。

 

うつとは交感神経も働けなくなってしまう状態ですが自律神経の最初の乱れは必ず交感神経が過剰に働くようになっているのです。

 

人間はストレスがかかると交感神経が興奮し臨戦態勢を整えます。

 

しかしストレスはマイナスなものばかりでしょうか?

 

例えば目標に向かうためのストレスは自分にとってプラスに働く要素があります。

 

ただしプラスになるストレスはあまりにも少ないのが現状ですね。

 

ここで見落としがちなのが交感神経が興奮した後に本来なら身体はリラックスに向かうのですが、その機能が働いていないという事。

 

単純な話で同じ量のストレスを受けても自律神経が乱れる人とそうでない人がいます。

 

その違いは何でしょうか?

 

小さい頃から過酷な環境で育った人はストレスに強い傾向にあります。

 

逆に温室で育った子供は大人になってから挫折しやすい傾向にあります。

 

次は両者の身体のメカニズムの違いについて書いていきます。

 

ストレスに強い身体と弱い身体

%e5%86%85%e8%87%93

ストレスの種類に関わらず人間の身体は一定の反応を見せます。

 

それが神経系とホルモン系、免疫系の3つになります。

 

よく言う興奮する交感神経は背骨の中でも首と背中から出ているので固い人は細かいコントロールが出来ません。

 

またホルモンだと副腎(ふくじん)と呼ばれる腎臓にくっついている臓器からアドレナリンやノルアドレナリンといったホルモンを出しストレスに対抗します。

 

この副腎が疲れているとストレスに対抗しづらくなります。

 

そして免疫力は興奮状態だと弱まる性質があるので免疫が強い人ほどリラックスしやすいという特徴がありますね。

 

つまり問題なのはストレスの強弱よりも、それに対する身体の弱さがあります。

 

ストレスに弱い人の身体の特徴をまとめますと

  1. 首から背中の背骨が固い
  2. 副腎が疲れている
  3. 免疫力が低下している

以上の3つが挙げられます。

 

ではストレスに強い身体つくりはどうすれば良いのかを次に書いていきます。

 

ストレスに強い身体作り

%e5%85%83%e6%b0%97%e3%82%b8%e3%83%a3%e3%83%b3%e3%83%97

寝起きに体のだるさや重さを感じたら要注意。

 

それは睡眠の質が低下しており身体はストレスに弱くなっているサインです。

 

睡眠中はリラックスさせる副交感神経が働き昼間のダメージや疲労などを回復させているのです。

 

そのため朝起きれば元気になっているのが普通ですね。

 

しかし寝ている時に交換神経が活発なままだと身体の回復は十分に行われずに副腎や免疫の働きが落ちるので余計にストレスに弱くなる悪循環です。

 

この悪循環を断ち切るために質の良い睡眠は欠かせません。

 

重要なのは睡眠時間の長さよりも質になります。

 

例えば身体の回復が最も盛んに行われる夜10時から朝の2時の4時間の間を寝れたなら他の時間に6時間寝るよりも効果的です。

 

年配の人が早寝早起きなのは、その時間に寝る事で身体の修復が完了するからですね。

 

また寝る前の食事は3時間前は食べないのが理想ですが無理なら量を控えましょう。

 

そして寝ている時に最も負担になる食事は古い油や食品添加物の多い食事なので食べるならあっさりした物を少量いただくようにしましょう。

 

補足

%e5%85%83%e6%b0%97%e5%a5%b3%e5%ad%90

質の良い睡眠がとれていれば副腎や免疫は回復し背骨も柔らかくなりますが、寝れない人には水分です。

 

ストレスに弱い人は身体への水分補給を忘れてはいませんか?

 

水分不足は血流を悪くするので回復力も下がります。

 

すると体内に栄養素を送ったり老廃物の処理したりする能力が下がるので余計に疲労は回復しません。

 

寝れる人も意識して摂ってもらうと良いですよ。

 

ただしアルコールなどの肝臓に負担をかけるものや、コーヒーや緑茶などの利尿作用が強いものは寝る前は控えて下さいね。

 

まとめ

 

自律神経失調症になる人はストレスが溜まる事が問題だと考えがちです。

 

実際は溜まるほどに身体の処理能力が落ちている事が問題なのです。

 

ストレスの発散も大切ですが多少のストレスに負けない身体作りこそが重要だと考えて下さいね。

著者:
カラダゼミ 教授 石水 孝幸
所持資格:
柔道整復師・整体師

全国400人のプロの治療家を指導する治療家。その治療技術を学ぶために全国の治療院の院長が集まります。

「なるほど!」と思ったらあなたの周りの大切な人にもシェアしよう