ふくらはぎの外側から足の外側がしびれる原因は?


著者:
 川上 健史郎
所持資格:

中学時代にヘルニアを克服し競技復帰したことをきっかけに治療家を志す。柔道整復師・コアコンディショニングトレーナー・自律神経整体・介護予防訓練士の資格を取得し、某Jリーグのユースや整形外科での治療、学生競技のトレーナー、高齢者に向けた体操教室の講師活動をしながら日々治療にあたり、今に至る。

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最近ふくらはぎの外側から足の外側がしびれる。坐骨神経痛かな?でも、腰も痛いわけじゃないし、思い当たることは考えても考えてもでてこない。「何か変わったことをしているわけでもないし…」と、原因が思い当たらないのにふくらはぎの外側から足の外側にしびれがあると不安になりますよね。

まぁそのうち治るだろうと、とりあえず安静にしてシップを貼ったり、温めたり、マッサージしてみたり、市販の薬を飲んだりしても中々しびれがとれない…そうなるといい加減、根本的な原因はなんだろう?と知りたくなると思います。

この記事では今から、「ふくらはぎの外側から足の外側がしびれる原因」と「その対処方法について」この2つを紹介します。ふくらはぎの外側から足の外側のしびれはある神経の問題なので、一日も早く原因を理解して対処し、改善するための参考にしてください。

ふくらはぎの外側から足の外側がしびれる原因は?

「腓腹神経麻痺」(ひふくしんけいまひ)IMG_1548

ふくらはぎの外側から足の外側がしびれる原因でもっとも多い病気が「腓腹神経麻痺」と呼ばれるものです。足のこの場所の症状は「坐骨神経痛」と間違えやすい症状なので、病院で坐骨神経痛ですねと診断されてみてもらっても中々改善しない場合、「腓腹神経麻痺」だったなんてことはよくあるんですね。

写真ですが、こりは右足を後ろ側から見たものです。矢印で示した先にある黄色い線が本題の「腓腹神経」です。ずっと足先の小指まで伸びていってるのがおわかりでしょうか?この神経の障害が起こるとどうなるのかをこの次に紹介しますね。

主な症状は「しびれ」「痛み」「感覚がにぶい」

症状は主に「しびれ」「痛み」「感覚がにぶい」を訴える。

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写真はしびれる範囲について、黄色で塗りつぶしています。おおよそふくらはぎの外側から足の外側にかけて塗りつぶしていますが、この範囲がしびれている場合は「腓腹神経麻痺」の可能性が非常に高い。

「麻痺」と聞くと「力が入らない」「足を動かせない、動かしにくい」といった症状がでるんじゃないの?と思われるかも知れませんが、腓腹神経麻痺はそういった症状はありません。なぜかと言うと、腓腹神経は運動神経(筋肉を動かしたりする神経)を司っていないからです。知覚神経(触られたりするのを感じる神経)を司るため感覚の症状(しびれ、感覚がにぶい)のみになるんですね。

原因は?どうしてなるのか?

靴が主な原因

「えっ原因は靴?」と思われましたか?実は腓腹神経の圧倒的に多い原因は靴の問題です。

特にブーツを履く方に多いですが、ハイカットシューズ、スニーカーでも靴の形状や締め付け具合により腓腹神経を圧迫してしまっていたために、症状がでていたなんてことはたくさんありますよ。

「腓腹神経」を圧迫しやすい場所

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写真は先ほども紹介した画像ですが、赤丸をつけた場所がありますよね?特にふくらはぎの上部外側に赤丸をした部分は腓腹神経が表面にでてくる場所で、そこから外くるぶしの外側の赤丸までの間で圧迫を受けやすいといわれています。

赤丸の間の範囲で腓腹神経を圧迫されてしまう状況があるはずです。

ブーツの履き口が硬く加工されていたり、外くるぶしの周囲でローカットの靴の履き口が圧迫されていたり。。

靴擦れが多い方や、サイズのキツイ靴を履いている方は要注意ですね。また、サポーターやテーピングを巻く習慣のある人も注意が必要です。一度この赤丸の間を圧迫するようなことがないか、思い返してみてください。

これが「腓腹神経麻痺」が起こるメカニズムです。次に自分でできる対処方法について紹介します。

自分でできる対処方法について

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この記事を読まれて、「腓腹神経麻痺」の症状に当てはまる場合はすぐ自分で対処できることがあります。おわかりかと思いますがそれはもちろん、生活習慣の改善ですね。とにかくまず靴やサポーター、テーピングを巻いて腓腹神経に圧迫がないか思い返してみてください。それがあれば、その状況を改善しましょう。無理して履いてる靴なら当分中止することがベストですね。

「腓腹神経麻痺」の初期段階でしたら、これだけで改善する例もありますのですぐに実行しましょう。症状が長い場合や、自分で対処しても症状が消えない場合は必ず専門医にみてもらってください。

病院での治療について

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病院では、投薬をはじめ靴の指導や、電気治療やマッサージを行うことが多いと思います。

血液循環をよくするための方法と、神経を圧迫していないかどうか生活習慣を確認して圧迫する要素があれば改善することがとても大事です。

とにかく症状があれば早めに受診して、診断をうけ、対策することが改善への近道になることは間違いありませんね。

足が垂れている場合(下垂足)は腓骨神経麻痺

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足のすねから足の甲側がしびれる、腓腹神経麻痺と似た症状が「腓骨神経麻痺」と呼ばれるものです。

「腓骨神経麻痺」と「腓腹神経麻痺」の大きな違いは、足首を反ることができないもしくはしにくくなることになります。下垂足ともいわれるのですが、この場合は足を反ることが困難になるので、つまづきやすくなったり足をひきずったりしてしまいます。

しびれる範囲は近く似ているので、この2つの違いは足が反りにくくないかどうかを判断材料にしてもらうといいですね。

当然両方ともまずは、早めに受診するようにしてください。

 

おわりに

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「ふくらはぎの外側から足の外側がしびれる原因」と「その対処方法について」お伝えしてきましたがいかがでしたか?「腓腹神経麻痺」は早めに処置していけばいくほど、改善しやすいのでこの記事を通して、あなたの症状改善につながれば嬉しく思います。

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