朝起きると腰が痛くて辛い方へ。原因とやるべき対策はこれ!


著者:
 川上 健史郎
所持資格:

中学時代にヘルニアを克服し競技復帰したことをきっかけに治療家を志す。柔道整復師・コアコンディショニングトレーナー・自律神経整体・介護予防訓練士の資格を取得し、某Jリーグのユースや整形外科での治療、学生競技のトレーナー、高齢者に向けた体操教室の講師活動をしながら日々治療にあたり、今に至る。

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「朝起きると腰が痛む…」ずっとずっとそんな状況で悩んでいませんか?また、「朝起きた後は痛いけど身体を動かしているうちに楽になってくる」そんな状況ではないでしょうか?

当院に腰痛を訴えて来院される患者さんの悩みで、「朝起きると腰が痛い、動かしてるうちにやわらぐ」という方は非常に多いんですね。そこで必ずといってもいいほど質問されるのが「なぜ、朝起きたら腰が痛むのか?」ということです。

ずっと朝起きたら腰が痛いと、すっきりしませんし、このまま毎朝痛みを感じて起きないといけないのかな…と不安になって当然だと思います。この記事では「朝起きると腰が痛む原因」と「その対処方法」について紹介しますので、不安解消に役立ててください。

4人に1人が腰痛で悩んでいる

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約2800万人

厚労省のデータによると日本国民の約2800万人、約4人に1人が腰痛に悩んでいるというデータがあります。男性の悩み第1位、女性は肩こりに次ぐ2位ともいわれますが、家族や周囲の方に聞くと必ずといっていいほど腰痛で悩んでいる人はいるのではないでしょうか?当院に来られる患者さんでも、圧倒的に腰痛を訴える方が多いです。まさに腰痛は「国民病」ですね。実際に私も学生時代、分離症と椎間板ヘルニアに悩んでいました。

実は、腰痛の原因の85%は原因不明

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「えっ??」と思われたかもしれませんが、現代の医学でも腰痛の原因の85%は不明といわれているんです。病院でMRI(磁気共鳴画像)やCT、レントゲンを撮っても問題点がみられない、内科的疾患や重病による問題点もない。だけど腰が痛いという人が85%ということですね。

原因がある代表的な疾患名は

  • 腰椎椎間板ヘルニア
  • 脊柱管狭窄症
  • すべり症、分離症
  • 骨折、打撲、脱臼
  • 内科的疾患  など

上記が代表的な疾患になります。それでも腰痛全体の15%になるので、割合としては少ないですね。朝腰が痛む人は必ずこれらの疾患があるのか?というとそうではありません。これらの疾患が無くても「朝起きたら腰が痛い」という悩みを持っている方はとても多いんですね。当院の患者さんで、この悩みから改善して「朝起きても腰が痛くならなくなった」方たちに共通していた原因があります。次にその原因を3つ紹介していきますね。

朝起きると腰が痛い3つの原因

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①循環が悪い

朝は、そもそも血液循環が悪いことが考えられます。体温は一日で朝が一番低くなるという身体のシステムがあるのを知っていますか?午前4時ごろ~6時ごろが最も体温が低くなり、逆に夕方4時~6時ごろが最も高くなるといわれています。

そのため、午前4~6時ごろにかけて体温も下がり、血液循環も弱くなりやすく、痛みが出やすい環境があるということですね。すべり症やヘルニア、狭窄症があると患部の血流が下がるとより症状が出やすいので、朝の痛みを訴える方が多いんです。

また、当院の患者さんでも内蔵機能の低下、関節、筋肉の問題があり、もともと血液循環が悪い状況下の方におこりやすいんですね。ここが朝腰が痛い患者さんの共通状態です。

②寝具の問題

まくら、マットレス、スペースなどの寝具の問題もとても関わってきます。

寝具の問題の結論としては、「寝返りをきちんと打てる環境があるか」ということ。

寝ている時に寝返りをしっかり打てる環境を作っておかないと朝起きたときに腰が痛くなります。人間は睡眠時に内臓や脳、筋肉など身体を回復することで翌日活動できるようになっていますよね?寝ている時に寝返りが打ちにくい状況だと身体にかかる負担が分散されず強くなるんです。

例えるなら「夜行バス」でしょうか?夜行バスは寝返りをとても打ちにくいですよね?朝目的地に着いたら身体がスッキリ!という方はいないのではないでしょうか?みんなだるそうにしていたり、腰を抱えたり肩を触ってイタタ…といっていますよね?寝返りをしっかり打てないとそういう状況になるので、腰が痛くなるということに繋がります。そのため寝具の問題はとても大事。どうしたらいいかは後で紹介しますね。

③内臓の疲労が慢性化している

「内臓疲労って何?!」かと思われたかも知れませんね。内臓も実は、筋肉疲労といったのと同じように疲労します。筋肉はトレーニングをして鍛えたり、仕事や趣味などで動き回ったりすると疲れますよね。内臓はどうやって疲れるかというと、簡単にいうと暴飲暴食、睡眠不足、ストレスなどで疲れるんです。食べすぎや飲みすぎると、内臓は消化をするために勝手に頑張って働いてくれています。筋肉と違い自分の意識なく働くので疲れるというイメージは持ちにくいかもしれませんね。

内臓の中でも特に肝臓や腎臓といった重要な臓器が疲れやすいのですが、これらの臓器が疲労すると腰や腰の上部を反射的に硬くするような体の仕組みがあります。その状態だと、より血流が悪くなり、朝に痛みが出やすい状態になるんですね。

この上記①~③が、朝起きたら腰が痛い原因になります。また、当院の患者さんでこの悩みがある方達に共通する原因でもあるんですね。それでは、その対処方法について①~③に沿ってお伝えしていきます。

その原因の対処方法は

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①循環の問題は、治療をオススメします。

「朝体温が下がる」ということはお伝えしましたが、当然腰が冷えないように腹巻や、肌着、室温などを工夫することはとても大切です。しかし、そもそも身体の機能が低下している状況で血液循環が悪いと、これだけでは対処しきれないことがほとんどなんですね。

当院でも共通して身体の機能が低下して循環が悪い方におこっていますが、「内臓・関節・筋肉・神経伝達・気の流れ」を調整して血液循環が良い身体の状態にしておくことが大事です。この問題を調整して身体の土台を安定させて、血液循環を良くするということを当院では重要視しています。その結果、夜間の冷え対策の効果もでてくるんですね。

そのため、お近くの信頼できる治療院で身体をチェックしてもらうことをオススメします。

ここで注意して欲しいのが、循環を良くしようと60分のマッサージなどといった、街中に沢山あるマッサージ店でグイグイ押してもらうと悪化するということです。マッサージを長時間してもらえばその時は気持ち良いですが、筋肉は疲労してしまうのでその後逆に固くなったり、痛みがでてしまうのでやめておいたほうが良いですね。

②寝具の問題は、すぐにでも行いましょう。

寝具の環境、問題は「寝返りを打てるかどうか」が大事だとお伝えしました。

  • マクラは、沈む柔らかいもの、高さが高すぎるものは避けて、幅広である程度硬さがあるものを選びましょう。

マクラが柔らかくて沈むものは気持ち良いですよね?もしそのようなマクラを使っていたらすぐに変えることをオススメします。なぜかというと「寝返りをしにくい」からです。寝返りの際は頭を支点に打つので、硬さがあるものの方が楽に行えるのが理由ですね。どんなマクラをしても合わないという方は当院で取り扱っているマクラをオススメしますので、お気軽にお問い合わせください。

  • マットレスは広めである程度硬さがあって寝心地の良いものを選びましょう。

マットレスもマクラ同様、柔らかくて沈むものは寝返りを打ちにくくします。広めのマットレスを選び、硬めでも寝た感じが良いものを選ばれると良いですね。ソファベッドなどは柔らかいので避けるようにしましょう。

  • スペースを確保する

朝腰が痛い人は、寝返りが少ないことも特徴です。患者さんの中でも、猫と寝ている、子供と寝ている方がいるのですが、気になって寝返りを打てていない方が多いんですね。そのため、なるべく動物や子供さんと寝ることは避けて十分な寝返りできるスペースを作っておいてください。それだけでも腰の痛みが楽になった人もいます。また、ソファなどで寝ることも必ず避けるようにしてくださいね。

③内臓の疲労を減らすには

内臓の疲労を減らすには生活習慣が大事になってきます。

  • 睡眠時間を7時間前後確保する。今より30分でも増やす。
  • 甘い物、塩辛いもの、脂物を避ける。
  • 腹八分を意識する。
  • 飲み物を水に変える。
  • ストレスを溜めない

などなど、こういったことで内臓疲労を減らすことが出来ますので今すぐ行動しましょう。これを続けることで、朝腰が痛くなるリスクがグンと減りますよ。

この①~③の対策を全て行うことが理想的です。難しかったら1つでも2つでも実行してみてください。当院の患者さんに指導していくことは基本的にこの3つになりますが、しっかり行動してくれる方は朝起きたら腰が痛いという悩みから解放されて、不安なく朝を迎えられています

おわりに

「朝起きると腰が痛む原因」と「その対処方法」についてお伝えしてきましたがいかがでしたか?

朝起きると腰が痛くて困っている方は非常に多いですが、その原因のほとんどはお伝えしたことが絡んでいます。実際に患者さんにしてもらって楽になる方法なので、対策方法はぜひ今日から実行してみてください。

続けて実行してもらうことで、朝腰が痛くて当たり前の日々が当たり前でなくなりますので。

あなたが一日でも早くスッキリと毎朝起きれる日々になるように願っています。

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