頭痛がしてこめかみが痛い、その原因は?


著者:
 川上 健史郎
所持資格:

中学時代にヘルニアを克服し競技復帰したことをきっかけに治療家を志す。柔道整復師・コアコンディショニングトレーナー・自律神経整体・介護予防訓練士の資格を取得し、某Jリーグのユースや整形外科での治療、学生競技のトレーナー、高齢者に向けた体操教室の講師活動をしながら日々治療にあたり、今に至る。

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「頭痛がして、痛いんです。こめかみが痛い感じです…」よく患者さんからこういった相談を受けます。

「慢性頭痛持ちだから仕方ないのかな…」そう思われている方がほとんどですし、あなたもそう思われているのではないでしょうか?実は、頭痛がしてこめかみが痛くなる原因はある骨の動きが硬くなっているからなんです。当院に来られる患者さんにもおこることが多いこのお悩み。あなたも経験あるのでは?

この記事では「頭痛とこめかみが痛くなる原因」と「その対処方法」について紹介しますので、参考にしてくださいね。

それでは本題の前に、頭痛についてお伝えしておきます。

代表的な3つの頭痛

  • 緊張型頭痛
  • 偏頭痛
  • 群発性頭痛

1.緊張型頭痛

慢性頭痛の中の大半をこの頭痛が占めると言われています。
頭のまわりをハチマキのようなものでギューっと締め付けられるような鈍い痛みが、30分~数日続きます。

痛む場所は、頭全体や後頭部が多いです。痛みの程度としては我慢すればなんとか、仕事や家事ができる程度です。

ストレッチやお風呂で体を緩めてあげると楽になります。
原因としては、肩こりやストレスです。また、眼精疲労・興奮・猫背などが原因となることもあります。

痛みがでる仕組みとしては、肩こりや長時間同じ姿勢を続ける事によって、筋肉内の血流の流れが悪くなり血液内に老廃物質がたまり、その老廃物質が周りの神経を刺激して痛みがでているのではないかと言われています。

 

2.偏頭痛

片頭痛は頭の片側やこめかみがずきずきと脈打つような痛みが特徴的です。

症状が酷い方に関しましては頭痛と一緒に吐き気がでたりして、日常生活が普通に送ることができなくなるくらいの強い痛みがきます。

思春期のころや、中年の女性に多いと言われています。

片頭痛の特徴としましては、ズキズキと脈うつ感じの非常に強い痛みがあり、頭痛が起きる前にチカチカした光が見えたり、安静にせずに体を動かすとガンガンと頭痛が悪化します。

また、太陽が昇るころから目が覚めるときに発作が起きる。
遺伝的な要因もあるのではないかと考えられています。

ややこしい事に片頭痛は検査で分からず、患者さんからお話を聞いて医師が医学的な事と照らし合わせながら判断します。

3.群発性頭痛

男性の患者さんに多く女性の7倍と言われています。特に20代~40代の男性に多くみられ、1000人に1人がこの頭痛に悩まされています。

鼻水や涙があふれ、目の充血し、さらに目の奥をえぐられているような非常に強烈な痛みとされており、頭痛のなかでも一番痛い頭痛と言われ、その耐えがたい痛みにより自殺したくなるほどです。

この痛みを出す原因の一つとして、アルコール・タバコが多いと言われています。

この3つの中でも、「こめかみや頭痛のする」パターンのほとんどの方が1、2つ目の偏頭痛に該当します。3はほぼありません。

こめかみや頭が痛い原因は「蝶形骨」

頭蓋骨にある「蝶形骨」

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普段頭痛、こめかみが痛い方をみさせてもらうと、ほとんどの方の原因は、頭蓋骨中央部にある「蝶形骨(ちょうけいこつ)」という骨のズレ、関節の硬さ。このパターンが非常に多いです。

「蝶形骨って何?聞いたことないわ」と、思われて当然だと思います。普通に生活しててまず聞くことも気にする事もない骨ですからね。上記の写真に黄色の線で囲んだ蝶形骨がありますよね?丁度、こめかみの部分にこの蝶形骨が来ているのが写真からもみてとれるかと思います。この骨は前頭骨、頭頂骨、後頭骨、側頭骨、頬骨、上顎骨などほとんどの頭蓋骨と関節をもっている非常に重要な頭蓋骨の一つの骨なんです。

このように、蝶形骨は多くの頭蓋骨と連結していますし、脳神経やホルモンを司る脳下垂体という生命体に非常に重要なものの受け皿にもなっています。正に頭の「土台」だといえますね。

そのくらい重要なこの骨がズレる、関節が硬くなると、、、「頭痛、こめかみが痛い」という症状が発生するということになるんです。

頭蓋骨がゆがむことでおこる頭痛、こめかみの痛み以外の症状

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他の症状も併発しやすい

頭痛、こめかみの痛み以外には…

  • 肩こり、首こり、腰痛、顎関節症
  • めまい、ふらつき、耳鳴り
  • 食欲不振、イライラ、ストレス、自律神経失調症など

といった症状を抱えることが多いです。中には顎関節症を併発しているといったパターンもあるんですね。

頭蓋骨のゆがみ、特にほとんどの骨と関節する「蝶形骨」がゆがむと、顎関節の位置がずれてくることがあります。そうなると、口を開けたり食べものを噛んだりする咀嚼筋群(そしゃくきんぐん)のバランスが崩れて、そのまま日常生活を送っていると…慢性的な「開口障害」や「顔のゆがみ」といったことがでてくるんですね。

当院に来られる患者さんのほとんどが、この蝶形骨のゆがみがあります。また、全身の身体の不調や腰痛、原因不明の頭痛や耳鳴り、肩こりなどいった症状の方も「蝶形骨」「頭蓋骨」のゆがみがあることがほとんどなんですね。

病院で検査しても異常がみられなかった。原因はなに?という悩みを抱えている方が当院に来られるのですが、蝶形骨や頭蓋骨のゆがみはレントゲンなどでは写りません。そのため異常なしとされてあきらめている方が多々おられます。

もしかしたら、その異常なしの原因は今回紹介した「蝶形骨」のゆがみが問題なのかもしれません。(薬もマッサージも注射も漢方も…色々試したけどつらい方々)

こめかみや頭が痛いなら、蝶形骨の調整が鍵を握る

頭蓋骨の調整をしている治療院で調整してもらうのがベスト

蝶形骨の調整は、整体院などの治療院で一度みてもらうことをオススメします。頭蓋骨の調整をしているところをインターネットで検索すると、近隣でヒットすれば問い合わせてみると良いかと思います。

また、蝶形骨は脳下垂体といってホルモンを司る組織の受け皿になっています。

調整を入れることで、ホルモンバランスを整える効果も期待できますので、自律神経の乱れから来る症状が安定する方もたくさんおられますから非常に重要な調整ポイントになります。

自分でできる蝶形骨へのケアは?

「自分で何かできないの?」という方は、両手の中指で左右の目尻の横のくぼみ。こめかみに触れましょう。触ると少しぺこっとへこんでいるところを感じると思います。この部分に優しくそっと中指で左右触れておくだけ。その状態で2~3分目を閉じてみてください。ポイントは押さずにそっと優しく触れる。うまくやればそれだけでも楽になっていくので1週間ほど毎日2、3回続けてみてくださいね。

おわりに

顎

「頭痛やこめかみ痛くなる原因」と「その対処方法」について紹介してきましたがいかがでしたか?お伝えしたとおりその原因は「蝶形骨」。ほとんどの患者さんがこの骨の関節に問題が起こっています。

この部分の問題が症状を引き起こすきっかけになるという概念を知っておいてもらうと対処する選択肢が得られると思っているので、この記事を通して、「頭痛やこめかみの痛み」が改善するきっかけになることを願っています。

 

 

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