女性の腰痛の原因は婦人科系の疲労!?女性特有の腰痛の原因3つ


著者:
 松村 悠加
所持資格:

大好きな祖母が変形性膝関節症、先天性股関節脱臼が悪化し、一時は歩けないほどに。祖母のような症状で悩んでいる人を助けたい!と思い、鍼灸師を目指す。鍼灸師の国家資格取得後、整体、自律神経整体、くびれ鍼の資格を所得し、現在に至る。

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前から生理痛はひどかったけど、最近は生理前や、生理中ではなくても、生理痛の時のような腰痛が出る…。これって何かの病気かな?
なんてお悩み、あなたはありませんか?

だるい重い腰痛が続く…とお悩みの女性、最近多いんです。そしてそれは子宮や卵巣などの病気や疲れからきている可能性があります。

そこでこの記事では、子宮や卵巣の病気の種類、また、病気でなくても子宮や卵巣と腰痛の関係をお伝えしていきます。

女性の方は、誰でも起こりうる婦人科系の問題…。何かある前に早めに対処しちゃいましょう!

腰と子宮・卵巣の関係性は!?

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では、まず、子宮や卵巣の状態と腰の痛みはどう関係しているのでしょうか?

子宮

子宮は下腹部と、腰の下の方に位置していて、その前には膀胱、後ろには腸があります。
そして、下腹部にも腰にも神経や筋肉があり、子宮に変位(歪み)、腫瘍(しゅよう:できもの)があると、子宮が生理前や生理中に動いた時に腰やお腹に痛みが出ます。
これを「生理痛」と言います。

卵巣

卵巣は子宮の両端についています。
卵巣も、子宮と痛みが起こるメカニズムは一緒なのですが、卵巣に腫瘍(できもの)や腫れが起こるとその周りの筋肉を押したり、周りの内臓を押したりして、結果「痛み、だるさ」として現れることがあります。

このように、子宮や卵巣になんらかの異常が起こることによって、結果的に周りの神経にあたり、痛みとして体に現れるのです。

腰痛が出る婦人科疾患

では、腰が痛くなる婦人科(子宮、卵巣)の痛みはどのようなものがあるのでしょうか?

子宮筋腫

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これは一度は聞いたことがあると思います。
子宮は大部分が筋肉でできているのですが、その筋肉が固まり、できもの(腫瘍)になってしまったものです。
これは良性のものなので、できたからといって命に別状はありませんが、生理中の経血が多くなったり、生理痛が強くなったりします。
もうすでに子宮筋腫があるという方は、ストレスや乳製品などで大きくなる可能性がありますので、気をつけてみてくださいね。

詳しくは、30代女性必見!子宮筋腫で腰痛になる原因と対策を参考にしてみてくださいね。

子宮内膜症

子宮内膜といって、子宮の内側に増えて剥がれてを繰り返している(これが剥がれた時に生理になります)膜があるのですが、その、膜が子宮ではないところにできることを言います。
子宮とは離れている肺などにも子宮内膜ができることがあります。症状は強い生理痛、性交痛、排便・排尿痛を起こすことがあります。

子宮内膜炎

子宮内膜炎は、子宮の内側の膜がなんらかの菌(クラミジア、大腸菌、結核菌、ぶどう菌、淋菌など)に感染し、炎症することを言います。
性交痛、性交後の出血、黄色い織物がでるなどの症状がでます。

卵巣嚢腫

卵巣嚢腫とは簡単に言うと卵巣に出来るできもので、液体のものが入っているものと、コブ状のものとに分かれます。
良性の、問題がないものがほとんどですが、悪性のものは「卵巣がん」と呼ばれます。

卵巣炎

卵巣炎とは、その名の通り、卵巣に炎症がおきることですが、卵巣ではなく、子宮と卵巣の間にある、卵管という管に炎症が起きることが多いです。
症状としては、発熱、下腹部の痛み、腰痛などです。
原因は避妊器具やタンポンの長時間使用、人工妊娠中絶や出産時の細菌感染によります。

などです。いずれも、おりものが増える、黄色くなる、悪臭がするなどのおりものの異常、月経時の経血量や痛みが増えるなどの症状があるので、腰痛のほかに、そういった症状が出た場合は産婦人科の先生にみてもらってくださいね。

腰痛がでる子宮・卵巣の疲労

では、病院で調べてもらって、なにも異常がなかったのに、生理痛がひどい、生理でもないのに腰痛や下腹部痛がするという場合は、なにが原因になっているのでしょうか?原因は3つあります。

 

1、骨盤の歪み

先ほどもお話しした通り、子宮は骨盤からぶら下っている形になっています。
その骨盤が歪むと骨盤の左右の高さが違ったり、子宮が前かがみになったり、後ろかがみになったりします。
そうすると生理痛がひどくなったり、排卵痛がひどくなったり、腰痛が起きたります。

2、ホルモンの分泌異常

子宮や卵巣はホルモンによって命令されています。
そのホルモンの出どころは脳にあります(下垂体というところです)。
そこからのホルモンの流れが悪くなると、当然、子宮や卵巣の働きが悪くなります。
そういったことも、生理痛や腰痛、悪い状態が続くと不妊症につながります。
ただし、大きな異常がある場合は病院の検査で分かりますので、まずは病院でみてもらってくださいね。

3、内臓からの圧迫

みなさんご存知の通り、子宮や卵巣はお腹の下の方にあります。
基本的に内臓は疲れると下に下がってきます。(下垂)
胃下垂という言葉は聞いたことがあると思います。
ほかの内臓が疲れ、下に下がってくると、子宮や卵巣は押しつぶされる形になります。
それも生理痛や腰痛、不妊症などの原因になります。
また、この場合はほかの臓器も疲れているということなので、頭痛や肩こりなどもかんじやすくなります。

一般的に、病気じゃないけど、生理痛がひどい、腰痛がする…となると、骨盤の歪みを連想される方が多いのですが、原因は本当に人によって様々です。そして、もしかしたら複合的な原因があるかもしれません。ではそれはどうやって治していけばいいのでしょうか?

それぞれ、どうやって治していくの?

では、それぞれ、どうやって治していくのでしょうか?
あくまで「病院に行っても異常がなかった方」に対しての治し方をお伝えしていきますので、ご注意ください。

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(絵が下手ですみません…笑)

1、骨盤の歪み

骨盤の歪みは、ご自分でこうなっているという細かい判断はできないと思いますので、できれば骨盤矯正ができる整骨院、整体に行かれることをお勧めします。
その上で、自宅やオフィスでこの対策をしてもらえれば良いとおもいます。

①まず、少し固めの椅子に座ります。
②3つ折りにしたフェイスタオルを片方のお尻に敷きます。
③左右でしてみて、座り心地が良い方で10分ほど座っていてください。

とても簡単ですが、これでも軽い骨盤矯正ができます。
逆に言うとこれだけで変わるということは生活習慣の中で歪みがでやすいということです。
足を組む、横座りなどは骨盤の歪みの原因になりますのでご注意ください。

2、ホルモンの分泌異常

病院でホルモンの異常と言われていないけど、様々な要因でホルモンの伝達がうまくいっていない場合があります。
この場合はストレッチなどでは特に変化がないので、

ストレスの発散をする
10〜12時までに眠りにつくようにする
寝る前に必ずリラックスするようにする

などを意識してみてください。
ホルモンはストレスの影響を非常に受けやすいです。
もし何かに対して不満がたまっている場合は、我慢しないで愚痴をこぼすことも体のためには重要です。

3、内臓からの圧迫

内臓からの圧迫が子宮や卵巣に起こり、腰痛が起こっている場合は、ほかの症状もきつくなる場合があります。
頭痛、肩こり、体のだるさ、便秘・下痢などです。この場合、まず下垂している場所の状態を良くしていくことが先です。
これも、2の場合と同様、ストレッチや運動よりは、生活習慣を見直した方が効果的です。

カフェインを摂りすぎない(コーヒー、紅茶は1日1杯が理想です)
お菓子をたべすぎない
水分を1日1.5リットル程度とる(ただし、寝る前は控えてください)

以上のことを意識してみてください。
一緒にほかの症状も良くなってくることもあります。

この場合も、内臓の疲労をとるような整骨院や整体で治療することもできます。

補足〜婦人科系豆知識〜

ここでは、子宮や卵巣に対して、良いことと、悪いことをお伝えしていきますね。

子宮や卵巣に良いこと

下腹部、お尻を温める
下腹部を温めるのはなんとなくイメージがつくと思いますが、実は、子宮の関連筋はお尻にあったのです。
今、お尻を触ってみてください。お尻が冷えているあなたは、子宮も冷えている、働きが悪いサインです。
ぜひ、下腹部とお尻を温めてみてくださいね。

子宮や卵巣に悪いこと

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カフェインをとる
先ほども言いましたが、コーヒー、紅茶、緑茶などには、カフェインが含まれています。
少量なら体に良い成分ではありますが、1日に2杯以上飲まれると血流が悪くなることがあります。
血流がわるくなると、冷えやコリ、頭痛など、様々な症状を引き起こす原因になりますのでカフェインを減らしてみてくださいね。

まとめ

どうでしょうか?腰痛の原因は本当に様々なので、一概には言えませんが、女性の場合は子宮・卵巣の疲れは疑ってみても良いかもしれません。
今日は女性もバリバリ働くようになって、婦人科系疾患や不妊症などもどんどん増えてきています。
特に子宮や卵巣などはデリケートなところですので、頑張りすぎず、頑張っている中でもリラックスできる時間は作ってみてくださいね。
女性の皆さんが健康で生き生き過ごすことができる世の中になることを祈っています。

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