あなたの肩こりの原因は?3つの原因別、肩こり解消法


著者:
カラダゼミ 教授 石水 孝幸
所持資格:
柔道整復師・整体師

全国400人のプロの治療家を指導する治療家。その治療技術を学ぶために全国の治療院の院長が集まります。

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「今日も疲れたー。肩こったなぁ…。体が重いなー。まあ、でもこんなものか。」と思われてるあなた、ちょっと待ってください。

患者さんのお話を聞いていると、肩こりは治らないものと思われている方が非常に多いです。一生肩こりがある、肩が重いなんて嫌ですよね?実は肩こりって治るんです。

あなたの肩こりを解消するためには、原因を知り、その原因を解消することが重要になってきます。

簡単ですが、全ての症状はそうやって治っていくんです。より早くあなたの肩こりが改善されるよう、是非参考にしてくださいね。

肩こりってなんなの?肩こりの原因は?

肩こりは結局なんなのでしょう?
詳しく時間がなくてもできる肩こり解消ストレッチに書いているのでお読みください。
ここでもお伝えしている通り、肩こりは肩周りの血流の悪さによって引き起こされています。
この記事では、血流が悪くなっている原因を細かく分けて、原因ごとに肩こりの解消法をお伝えしていきます。

あなたの肩こりの原因、本当はなに?

では、肩こりの原因を細かく3つに分けて、原因別で解消法をお伝えしていきます。
あてはまるところの解消法を実践してみてくださいね。

①全身の血流の悪さが原因

全身の血流が悪く、肩こりが起こる方には、こんな特徴があります。

  • 寝ても疲れがとれにくい
  • 肩こりが3ヶ月以上毎日ある
  • 楽に座ったり、立ったりすると、自然に姿勢が悪くなる
  • 肩以外にも、凝っている、疲れていると感じる場所が体にある

さて、あなたはいかがでしょうか?
これに3つ以上あてはまるあなたは①全身の血流の悪さが原因になっています。
疲れが慢性化(3ヶ月以上続く)しやすく、肩こりだけでなく、腰痛や頭痛など、他の症状も非常に起こりやすいです。

②顎関節症が原因

顎関節症とは、その名の通り顎(あご)の関節に問題があることを言います。
顎関節症になると、肩こりが起こる可能性が高くなります。
そんな顎関節症は、こんな症状が出てきます。

  • 口を開閉すると顎の音が鳴る
  • 口を開けるとこめかみや耳の前が痛くなる
  • 口を開けられない、閉じられない
  • 口が開きにくい、閉じにくい
  • くいしばりがある

あなたは大丈夫ですか?これにひとつでも当てはまれば、顎関節症と言えます。そして、②顎関節症が原因で肩こりが起きている可能性が高いです。
顎関節症は重症化すると治りも遅くなる症状です。
早めの対処を心がけてくださいね。

③姿勢の悪さが原因

日々の姿勢は非常に重要です。
これはなんとなく自覚されている方も多いのですが、姿勢が悪くなると、血液の流れも悪くなり、肩こりが起こりやすくなってきます。
こんな方は姿勢の悪さが原因で肩こりが起きているかもしれません。

  • デスクワークをしている
  • デスクワークでパソコンが2台以上ある、もしくは、2カ所以上見るところがあり、常に体がねじれている状態で仕事や作業をしている
  • スマホや携帯を見るとき、読書やゲームをするときなど、かなり下を向く場面が多い
  • うつ伏せの姿勢をしていることがある

あなたは大丈夫でしたか?
これに2つ以上当てはまる方は③姿勢の悪さが原因で肩こりが起きている可能性が高いです。
この場合、肩こりや腰痛、頭痛など、様々なご症状の原因になりますので、次の解消法を是非実践してみてくださいね。

解消法を行わないほうが良い場合

今から、原因に合わせた肩こり解消法をお伝えしますが、その前に注意点をお伝えしますね。
以下に当てはまる方はこの解消法をしないようお願いします。

①お医者さんから運動を禁じられている場合、もしくは安静にするよう指示がある場合の方、妊娠中の方

何らかの病気または妊娠中の方で、お医者さんから運動を禁止するよう命じられている場合は①の「全身の血流の悪さが原因」のところに当てはまっても、以下の解消法にある運動はしないようにしてください。

②ご自身の指1本分も口が開かない方
口がご自身の指3本分が開かない状態が3ヶ月以上続いている方

②の「顎関節症が原因」に当てはまった方でも、この場合は顎関節症が悪化してきていて、「癒着」という関節がくっつく状態になっている可能性があります。
この場合はすぐ歯科大や歯医者にいってください。

③首や肩、腕にシビレ、激痛がある方

この場合は頚椎椎間板ヘルニアなどの重い症状を患っている可能性があります。③の「姿勢の悪さが原因」のところに当てはまっていても、診察前に下手にストレッチや体操はしないほうがいいので、まずは整形外科や信頼できる整骨院の先生に診てもらいましょう。

原因別、肩こり解消法

では、以上の注意点を踏まえた上で、原因に合わせて肩こりの解消法をお伝えしていきますね。
原因に沿った解消法をすることで、症状が改善するスピードは上がります。
先ほどのチェックに従って、①〜③の中からあなたに合ったものを選んでくださいね。

①全身の血流の悪さが原因

全身の血流の悪さが原因の方はこれらのことを気をつけてください。

  • 毎日1回ラジオ体操をする
  • 甘いもの、飲酒、食べ過ぎを控える
  • 睡眠時間を6時間は確保する

全身の血流が悪いあなたは、ストレッチよりも体質改善が必要です。
どうしても仕事などでこれらのことが守れない場合は体質改善ができるエステティック、サロン、整骨院、整体に通われるのがお勧めです。

②顎関節症が原因

顎関節症が原因で肩こりが起こっている場合、まずは顎関節症を治していく方が賢明です。
今からお伝えする簡単なストレッチを行ってくださいね。
1、まず、100均などで売っている化粧水用の容器を用意します。
2、そこに3分の1お水を入れます。(どんなお水でもOK)
3、耳の前のこの部分に容器の底を当てます。
4、そのまま、口を開けて閉じてを繰り返しながら、容器で軽い力で耳の前を叩く。
5、それを30秒を2回繰り返してください。
なお、耳の前だけでなく、こめかみの部分にも口を開けるとこめかみの辺りに痛みや音を感じるようでしたら、そこもこのストレッチをしてもらうといいです。
顎関節症は、必ず歯医者さんで診てもらったほうがいいですが、その上でこのストレッチを試してみてくださいね。

③姿勢が原因の場合
姿勢が原因で肩こりが起こっている方は、このストレッチを行ってください。(画像)
1、90°くらいの壁の角に背中を合わせる
2、そのまま、手のひらを上に向けて、腕を壁に添わせる
3、肩甲骨も壁に添わせる
4、力を抜く
これを1日10回ほど行ってください。
それより多くても構いませんが、見た目よりもハードなストレッチになりますので、筋肉痛になるかもしれません。

解消法は以上です。
どの解消法も1日行っただけでは意味がないので、継続して行うようにしてくださいね。

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