座っていると感じる腰痛と足のしびれの原因と対処法


著者:
カラダゼミ 教授 石水 孝幸
所持資格:
柔道整復師・整体師

全国400人のプロの治療家を指導する治療家。その治療技術を学ぶために全国の治療院の院長が集まります。

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あなたはずっと座っていると腰痛を感じた事はありませんか?

それだけはなく、足のしびれも最近感じはじめた・・。

 

病院に行く程ではないと思う人も

今病院に行って処置をしてもらっているけどなにか改善する感じが

しない。

 

という人もいると思いますが、実は正しい原因と対処法を知る事によって

この腰痛と足のしびれは改善する事ができるのです。

 

ではまず腰痛だけなく足のしびれがなぜ起こるのか?

その原因について説明していきます

 

足のしびれの原因とは

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足のしびれで有名なのは坐骨神経痛ですね。

坐骨神経痛がなぜおこるのか?

それは3つの原因が考えられます。

 

 

1 脊柱菅狭窄症

 

背骨は体を支える重要な役割とともに脳からの神経を守る役割もあります。

この神経がはしる隙間の事を脊柱菅と言います。

この脊柱菅が狭くなる事を脊柱菅狭窄症と言います。
脊柱菅狭窄症の特徴は

 

・50歳以上の人に多い(40代でもなる)

・若い頃からぎっくり腰や慢性的な腰痛をもっている

・ゴルフやテニスが好きな人がなりやすい

 

こういう特徴があるのでもし対象になっているのであれば

気をつけないといけません。

 

症状は

 

・腰痛だけでなく足のしびれをともなう

・前かがみになると楽になる事が多いが、後ろにそらすと痛いもしくは硬い

・間欠性跛行がでる。

(歩いているとしびれが出始め少し休むと症状が軽快する。

また歩き出すとしびれがでてくる。これを繰り返す症状の事)

 

 

また脊柱菅狭窄症は天気(気圧)の影響もうけやすいと言われています。

天気が悪い時に足のしびれを感じるという事もあるのでもしこういう状態であれば脊柱菅狭窄症が考えれます。

 

 

2 腰部椎間板ヘルニア

 

一度は聞いた事があると思います。

実は日本人の6割はヘルニアがあると言われるぐらいの疾患ですね。

 

腰部椎間板ヘルニアの特徴とは

 

・20代〜40代の男性

・姿勢が悪い前かがみになることが多い

・ぎっくり腰を経験している

・タバコをよく吸う

・肥満気味もしくは体重が増加している

 

年齢がいくとヘルニアにはなりません。

最近は手術をいきなりする事もなくなりほとんど場合はリハビリを行います。

特に整体でも効果を発揮しやすい疾患です。

 

 

腰部椎間板ヘルニアの症状は?

 

 

・足やお尻のしびれ感

・前かがみになるとしびれが強くなる

・鈍い痛みが長く続いている

・ぎっくり腰のように痛みが急に強くなる

 

 

どれかだけというより複数チェックにあてはまる人は要注意です。

 

 

3 梨状筋症候群

これはあまり聞き慣れない疾患だと思いますが、足のしびれを引き起こす有名な疾患になります。

 

お尻の奥にある筋肉がこの梨状筋という筋肉になります。

実はこの筋肉の中に坐骨神経がはしっているのです。

 

この筋肉の状態が悪くなると坐骨神経に障害をきたし足のしびれにつながっていくのです。

 

特徴は

 

・外傷によっておこりやすい

・スポーツなどをよくする人がなりやすい

 

症状は

 

・お尻の痛みが強い

・お尻の痛みとともに足のしびれも感じる

・ふくらはぎの張り感がとれない

・締め付け感も感じる

 

 

この3つが特によく起こる腰痛と足のしびれの原因になります。

各症状の特徴や症状を知る事によって自分がどんなタイプなのか?

それを知る事大事になります。

では次は腰痛と足のしびれを改善させる対処法について書いていきましょう。

 

腰痛と足のしびれの3つの対処法

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1 腰を反らす事を習慣づける

 

 

実はこの1・2に関しては背骨が大きく関わってきます。

そしてだいたい1・2の症状を引き起こしいる人は反り腰よりも前かがみになっている事が多いのです。

 

なので意識的にわざと腰を反らす事を習慣づけていきます。

 

座っている時も腰を反らすという事を意識してください。

まっすぐよりも後方に体重をかける事が大事になります。

 

 

家でストレッチをする時間があれば体の前面をストレッチする事をお薦めします。だいたい今のストレッチは後面の筋肉を伸ばす事が多いですから、体の前をストレッチしていきましょう。

 

 

2 むやみにリラクゼーション的なマッサージをうけない

 

この3つの症状に関してはむやみにマッサージなどをすると症状がひどくなる可能性が高くなっています。

なので少ししんどいからマッサージをしてもらえばよくなるやろうといった安易なマッサージは体を壊す基になるので気をつけましょう。

 

マッサージをうけたくなったらお腹を温めて深呼吸を繰り返す事ですね。

痛みを強く感じるときは、人間の交感神経が強くなっている状態です。

痛みを抑える為にも副交感神経にもっていかないといけません。
お腹周りを温めまず血流を良くします。

それだけでは不充分なので、深呼吸をしていきます。

深呼吸をしていく事によってより副交感神経を優位にしてリラックスして

いきます。

 

また深い呼吸をする事により、横隔膜が動きます。

横隔膜の中には足へ流れる血管が通っています。

なので横隔膜が柔らかくなる事によって足のへの血流も良くなり足のしびれ

の改善につながっていくのです。

 

 

3 良い整体院や整骨院に通ってみる

とはいえ自分1人の力で腰痛や足のしびれを改善させるのは大変だと思います。

そんな時には整体院や整骨院・鍼灸院などもありますね。

いわゆる民間療法といわれるものを検討するのも1つです。

 

しかし今日本にはこういう整体院や整骨院は10万軒以上あるといわれています。その中から良い整体院ってどこかを探すのは大変かもしれません。

 

なので基準をお教えしていきましょう。

 

1 電話で症状をちゃんと把握しようとしてくれる。

 

行く前に電話でまずは症状について話を聞いてもらえるかどうかです。

良い先生であれば状態の把握をして対応できるかどうかを確認するはずです。

 

2 これって治りますか?という質問をしてみる

 

電話でこの質問をしてみてください。

もちろん治ります!と言ってほしいのはわかりますが、実は状態の把握をして

みないと確定的な事が言えないのです。

 

なのでまだお体をみていないので判断はできませんが、同じ症状の人は改善されてますよ。

という誠実な対応ができている所は安心です。

 

3 実際に行ってみてみるポイント

 

とはいえ最終的に言ってみないとわかりません。

そこで覚えておいてほしいのは

 

・治療期間が明確に提示されたか?

・回数券などを無理に売り込まれなかったか?

・自分にあった刺激で施術をしてもらえたか?

 

・院内はきれいに保てているか?

 

最低これぐらいのポイントはみておきましょう。

この業界の先生は少し個性的な人が多いので自分にあった先生をみつけるのも

大事な事かもしれません。

 

 

腰痛と足のしびれの対処法はなんとなくわかりましたか?

ほとんど人がこれとは逆にやってはいけない対処法になっています。

では腰痛や足のしびれの時やってはいけない対処法をお伝えしていきましょう。

 

危険な腰痛・足のしびれの対処法

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1 痛い所やしびれるところにマッサージを受ける

 

よくあるパターンですがマッサージに行くと痛い所を中心にされます。

しかしマッサージを受けた途端動けなくなる。なんて事もよく聞きます。

 

実は腰痛にしても足のしびれにしても痛む場所が原因になる事はほとんどありません。

 

それ以外を対処しないといけません。

なので何もなっていないところに刺激をいれられるわけですから痛みが強くなったりするのは当然です。

 

 

2 筋力が足りない!腹筋を頑張る

 

これも意外と多いパターンですが、腹筋運動は上手くやらないと腰を痛める原因になります。

健康な人でも痛める事があるぐらいなのですでに痛みを伴っている人にとっては危険な方法になるのでなるべくさけるべきですね。

 

 

3 お風呂に長時間つかる

 

これもやりやすいのでやっている人が多いですが、あまりお薦めしません。

お風呂に長時間使ってもなにも解決しません。

また痛みがひどい時などは炎症をおこしている場合がほとんどなのでお風呂に長時間入る事によって余計にひどくなる場合がありますので気をつけましょう。

 

 

このように一般的には楽になりそうな事もなかなか良くならなかったりするものです。

対処を間違えて改善を長引かせてしまうなんて事にならないように気をつけてくださいね。

 まとめ

腰痛がなかなかとれない

腰痛だけでなく足のしびれがとれない

 

こんな状態になるとやはり不安になりますよね。

しかし正しい対処法を知る事でそれらはすべて改善可能なのです。

 

焦る事なく正しい対処をして一日でも早く症状を改善しましょう。

 

 

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