臨月に悪化する腰痛の5つの原因とは?


著者:
他の院長や理学療法士に指導し医師・看護師から頼られる治療家 平井 大樹
所持資格:
柔道整復師

海外のスポーツトレーナー資格取得後、元巨人のトレーナーからテーピングやストレッチを学ぶ。さらにはトリノオリンピックチームドクターから手技を取得し、のべ80000人以上の施術経験で箕面でみゅう整骨院を開業。ACミランジュニア、梅花大学チアリーディング、春校バレーにトレーナーとして帯同するスポーツの怪我などのエキスパート

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臨月に入り、急に襲ってきた腰痛・・・何で出産前に?この腰痛で陣痛に耐えれるの?出産は大丈夫?このようなことで不安になっていませんか?臨月に悪化する腰痛には、原因があります。

この原因を知っていれば不安な気持ちが少しでも和らぐのではないでしょうか?原因を知り、少しでも安心して出産に臨んでいただけると嬉しいです。

妊娠による体の変化について

妊娠したばかりの体は、これから出産まで創造的な変化が起こります。妊娠初期には必要なホルモンの分泌と心理的な適応の準備が始まります。

その適応の一つに、悪阻や、胃のむかつき、吐き気、疲労、頻尿などの症状が発生します。最初の3ヶ月間で、著しくホルモンバランスが変わり胎児の成長にとっても重要な時期です。

中期に入ると、妊娠の実感が湧き、体重の増加や腰、骨盤、臀部、下肢に痛みが生じる場合があります。また、妊娠線や肌のあれ、髪の毛の変化、便秘、胸やけなどのも生じるようになってきます。

この時期は、ホルモンバランスも落ち着くので、妊娠生活を送るための栄養補給や運動、日常生活への適応もしやすくなります。しかし、腰痛の確率が高くなるのも中期からです。

臨月による母体と胎児の成長について

臨月に入ると、腰痛や不快症状が多くなるため、女性にとって嬉しい時期であるが手放しで喜べない時期でもあります。臨月の赤ちゃんの体重は3倍、一般的には3000gにまで増え、身長は約50㎝と2倍近く成長します。

胎児の劇的な成長により体の重心は前にかかり筋肉や関節にかかる負荷は増加します。

臨月で腰痛が悪化する5つ原因とは?

臨月になると、腰痛になる可能性が非常に高くなります。その原因をまとめました。

  • リラキシン分泌により骨盤がゆるみ安定感がなくなる
  • 腰の反りが強くなる
  • 便秘によるもの
  • 腎臓が後ろに圧迫される
  • 早産によるもの

大きく分けると、この5つになります。

リラキシン分泌による

これが、最も多い腰痛です。出産の準備でリラキシンと言うホルモンの分泌が増加するために骨盤の安定感がなくなり、赤ちゃんを支えることが出来なくなり様々なところの負担が多くなることで起こる腰痛です。

腰の反りが強くなる

お腹が大きくなり、腰が反る姿勢になります。そうすると、腰の骨に負担がかかり腰痛になります。また、腰が反ると殿部や股関節にも負担がかかりますので、その周辺にも痛みを生じます。

便秘によるもの

臨月になり、お腹が大きくなると大腸の働きも悪くなりますので便秘になる妊婦の方が増加します。便秘や大腸の働きが悪くなると腰全体に重さやダルさを生じます。この場合、どの体位になっても症状が変わらない重ダルさを感じるという特徴があります。

腎臓が後方に圧迫される

臨月になり、お腹が大きくなると腎臓が後ろに押されてしまいます。そうすると、腎臓の後ろには背筋がありますので背筋が圧迫されてしまいます。この状態が続くと寝返りで腰が痛くなったり、同じ姿勢で座っていると腰が痛くなるなどの症状が発生します。

臨月になると、足が浮腫みやすくなるのも腎臓が圧迫され働きが悪くなることも原因の一つです。

二人目からはさらに腰痛になる可能性が高くなります

一人目の臨月の時は、腰痛はなかったのに二人目三人目は腰痛がある妊婦さんや産後のお母さんは腎臓が後ろに変位して背筋を圧迫している可能性があります。

早産によるもの

便秘でもなくどの姿勢でも腰痛の痛みが変わらない場合は、早産の警告かもしれません。速やかにかかりつけの産婦人科に相談してください。

臨月中に注意しないといけないポイントとは?

臨月になると、代謝が悪くなります。そうすると、妊娠高血圧症や全身性浮腫などの症状が出ていないか気を付けます。特に、足や下肢以外の場所、顔や手に浮腫が出ている場合は代謝が悪くなっている警告症状の可能性が高いので覚えておいてください。

臨月では、足、手、背部、仙骨の特定のポイントに刺激を与えてはならない。子宮と卵巣に密接に関係しているポイントです。ここを強く刺激を入れると、陣痛を引き起こしたり、微弱陣痛を強くすると言われていますので、注意してください。

臨月におけるその他の不快症状とは?

臨月に入ると、腰痛の他に不快な症状が生じます。お腹が大きくなり子宮が胸郭まで達しますので、息切れや胸やけを感じ、ねこ背になり手にしびれや肩こり、首こりになります。また、赤ちゃんの頭が膀胱を刺激するため頻尿になったり、鉄分やミネラル欠乏でこむら返りや足が浮腫むようになります。

臨月中の腰痛の改善方法とは?

臨月中の腰痛の改善のポイントは姿勢です。臨月になるとねこ背になり、腰の反りが悪化してしまうので、ねこ背を解消することがポイントになります。 そこでオススメなのが、キャットストレッチ。

このストレッチを1日20回行うようにしてください。そうすると、姿勢が良くなり、胎児や骨盤に対しての負担が減り、腰痛も和らぎます。
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原因を知れば安心して出産に望めます

初めての臨月を迎える方は、特に胎児の急激な成長によるお腹の膨らみ、出産間近になり嬉しい気持ちと不安になると思います。そんなときに、原因のわからない腰痛が起こると、嬉しい気持ちより不安が強くなってしまいますよね。

腰が痛いのに陣痛に耐えれるのか?こんな状態で出産ができるのか?と、だけど原因がわかり臨月の体の変化による腰痛だとわかって、対処できればちょっと安心できるし不安も解消されるのではないでしょうか?

あなたが、少しでも安心して残りのマタニティーライフを楽しみ元気なお子様と会えることを願っています。

 

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